さよならナハティガル

あらすじ















◆ラニア
17歳。儚げな少女。クレイグ侯爵家の令嬢。
優しい心根だが、自分に自信が無くやや流されやすい性格。
早くに母親と兄を亡くし、父親に顧みられることもなかったため
家中で孤独を深めており自室から出ることさえ滅多にない。
義弟フィンには愛されていると言っていいが、
手ほどきの名目で肉体を重ねる​その関係性は歪。






◆クレイン
20歳。長身の青年。ラニアの伯母のもとで働く使用人。
ストイックで純情、同僚には「面白みが無い」と言われる堅物気質。
​造作は整っているが本人は頓着していない。
身体能力が高く、普段は館の近隣の森番を任されている。
追悼儀礼での出来事をきっかけに、平民の出ながらも令嬢の身辺警護を務めることになる。
​ラニアとは初対面ではなく、浅からぬ縁があるようだが……。






◆フィン
16歳。優美な物腰の少年。継母の連れ子でラニアの義弟。
貴族然とした振る舞い。能力に裏打ちされた自信に溢れている。
大人びた物腰と、どこかあどけない言動が同居している年頃。
――手段を選ばない冷徹さと、無邪気な残酷さの両立とも言える。
姉であるラニアに執着し、言いくるめて肉体関係を結んでいる。









 ◆ディル
6年前に湖での事故で亡くなったラニアの実兄。享年19歳。
心優しいが気弱で、次代の当主という重責に抑圧されていた。
剣の修練に励んでいたが、本人はハープの演奏を好んだ。

 ◆フェイア
ラニアの継母でフィンの実母。
夫の死後、愛人を邸に連れ込んでいる。

 ◆イギー
1年ほど前からクレイグ家に出入りし始めた男。
フェイアの若いツバメ。浮名を流す色男ではあるが
粗野で圧が強いため、ラニアには苦手意識を持たれている。

 ◆コンラッド
1年前に亡くなったラニア、ディルの実父。ロスクレイグ侯爵。​
虚栄心が強く、何かと高圧的な人物だった。

 ◆セシリア
幼い頃に亡くなったラニアの実母。王族の出。



 ◆ルシル
ラニアの母方の伯母。ウィンクルム館の主。ウィシャート公爵。
王女の身で、女だてらに広大な領地を管理する辣腕家。
能力さえあれば出自を問わず登用する型破りな人物でもある。

 ◆ハロルド
ルシルの秘書であり、ウィンクルム館の家令。
穏やかな老紳士といった風体だが、
クレインに剣技等を仕込んだ師でもある。

 ◆メイ
平民出かつ幼少ながら、能力の高さを認められている少女。
大人顔負けの振る舞いができるが、油断すると子どもっぽさも。






さよならナハティガル

さよならナハティガル

執筆:更夛響子
イラスト:玉子
原案:BLOSSOM(a late bloomer)

年齢制限:18歳以上のみ(高校生不可)
ジャンル:ティーンズラブ(男女恋愛)
形態:文庫小説​​
ページ数:未確定
価格:未確定
頒布:ピコ通販、DLsite、イベント(準備中・適宜追加予定)
本文サンプル:準備中










イメージソング

いしいの音楽制作所 · [オリジナル曲] Nachtigall [オリキャライメソン]